
最近の造血幹細胞移植は広がりを見せ、その幹細胞の種類や疾患と治療法は一層多様化しています。また、非血縁者間骨髄移植が100以上の認定施設で行われているなど、日本においては多数の施設で少数の移植が実施されています。このような移植の現状の中で、造血幹細胞移植に携わる移植医/医療従事者や一般の医師を対象にして、造血幹細胞移植の適応およびその標準的治療法/支持療法、施設としてのQualityを保つための基準などについて指針(state
of the art)を作成し、造血幹細胞移植の医療技術の向上と普及を図ることが必要となってきました。また、新しい治療法/医療技術を移植の分野に取り入れようとする場合の基本的な考え方の確立や、「移植分野での質の高い臨床研究を遂行する全国的基盤築くことも必要であります。

日本造血細胞移植学会では平成9年5月にガイドライン委員会を設け、具体的な検討を始めています。毎年総会ではガイドラインに関するワークショップを開催することになっており、各方面の意見を広くお聞きし、客観的なガイドライン作りが重要であると考えています。学会員の皆様の積極的な参加をお願いいたします。

以下にガイドライン委員会において現在(2002年4月)までに作成されたガイドラ
イ ンについて示します。
CMV --- monographVol.1(サイトメガロウイルス感染症)にて
GVHD --- monographVol.1(急性GVHD)にて
無菌化 --- monographVol.3(移植後早期の感染管理)にて
移植療法の適応--- monographVol.
6(造血幹細胞移植の適応)にて
※monographVol.2は平成11年度全国調査報告書、
Vol.4は平成12年度全国調査報告書、
Vol.5は平成13年度全国調査報告書です。
「同種末梢血幹細胞移植のための健常人ドナーからの末梢血幹細胞動員・採取に関するガイドライン」(2003年4月21日 改定第3版)
「同種末梢血幹細胞移植患者の同意を得るに際しての説明資料」(2003年4月21日 改定第3版)
「同種末梢血幹細胞ドナーの同意を得るに際しての説明資料」(2003年4月21日 改定第3版)
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