一般社団法人日本造血細胞移植学会 The Japan Society for Hematopoietic Cell Transplantation

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第41回日本造血細胞移植学会
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移植患者に対するワクチン接種について

最終更新日:2018年3月15日

通常、造血細胞移植後は移植前に自然感染や予防接種によって獲得された免疫能が経年的に低下もしくは消失することから、再度予防接種によって各種ウイルス疾患ならびに細菌感染症の発症予防もしくは症状の軽減を図ることが推奨されています。造血幹細胞移植患者に対する各種ワクチンの接種量や接種回数については通常の健常者に対する方法と同一ですが、ワクチン接種の開始時期については原則として不活化ワクチンは移植後6ないし12ヶ月を経過して慢性GVHDの増悪がないこと、弱毒化生ワクチンは移植後24ヶ月を経過し、慢性GVHDを認めず、免疫抑制剤の投与がなく、輸血や通常量のガンマグロブリン製剤の投与後3ヶ月、大量のガンマグロブリン製剤の投与後6ヶ月を経過していることと定められています。そして接種順序として不活化ワクチンから開始し、次いで弱毒化生ワクチンへと進み、インフルエンザについては優先的に行うこととされています。

実際に造血細胞移植患者に対してワクチン接種を行って頂く際には造血細胞移植学会ガイドライン第1巻[4]予防接種 第2版を参照していただき、造血細胞移植患者手帳を活用することで安全かつ有効な予防接種の実施をお願いします。

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